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口呼吸が歯並びを悪くする?今すぐ意識したい鼻呼吸

みなさんは普段、ご自分の呼吸の仕方を意識されていますか?

人間は本来「鼻呼吸」をする生き物ですが、実は日本人の多くが「口呼吸」をしているといわれています。食べるための器官である口で呼吸することにより、さまざまな弊害があるとされており、歯並びを悪化させるのもその一つ。

今回は口呼吸と鼻呼吸の違い、そして口呼吸がもたらす影響についてご紹介します。

 

口と鼻、それぞれの呼吸法について

口呼吸と鼻呼吸。よく耳にするものの、特徴についてはあまり知らないという方も多いのではないでしょうか。まずはそれぞれの特徴を知りましょう。

乾燥を引き起こす「口呼吸」

口呼吸をしていると乾燥した空気がそのまま喉の粘膜や肺に触れてしまい、細菌が侵入して炎症を起こしやすくなります。それに伴って免疫力も低下し、感染症のリスクを高めます。

また常に口を開けたまま呼吸しているため口内が乾きやすく、唾液による殺菌作用も不十分となるため口臭やむし歯を引き起こします。

唇がかさかさになる原因も口呼吸による乾燥といわれています。

病気リスクを軽減する「鼻呼吸」

鼻呼吸で最も重要な役割を果たしているのが鼻毛です。吸い込んだ空気に含まれるホコリなどの異物を取り除く、まるで空気清浄機のような役割があります。

また、ウイルスや細菌を除去するため、風邪やインフルエンザといった感染症にかかるリスクが少なくなります。

鼻から入った空気は鼻腔の中で加湿され、適切な温度に変わってから肺へ送られます。そうすることで肺が正常に働き、酸素が血管へと取り込まれやすくなります。

 

口呼吸が歯並びに影響する?

口呼吸は顎の形や舌の位置を変えてしまう恐れがあります。口呼吸を続けていると口輪筋が弱くなり、舌の位置がズレるだけでなく歯が唇側へ傾斜することもあります。

乳歯はもちろん永久歯でも起こりうることなので、今すぐ呼吸の仕方を見直すのが望ましいでしょう。

歯並びに関する具体的な影響としては、出っ歯や開咬になりやすいという点が挙げられます。鼻呼吸の場合は口をきちんと閉じているため前歯が突き出るのを防ぎますが、口呼吸の場合は前歯の移動を抑えることができず、出っ歯になる可能性があります。

もともと出っ歯の方も口呼吸になりやすいので、歯並びを整えておくことは大切です。また、口呼吸により舌の位置が下がったり前に出たりすると、それに伴って前歯や他の歯に力を加えてしまい、噛み合わせが悪くなることがあります。

 

まとめ

口呼吸は歯並びを悪化させるだけでなく、顔つきを変えたり全身の疾患につながる可能性があるなど、避けるべき影響が数多くあります。今回、ご自分が口呼吸だったことに気付いた方は、ぜひ鼻呼吸を意識してみてください。

また、すでに悪化した歯並びは歯列矯正で改善することができます。アップル小児矯正歯科では矯正開始から終了までのすべての料金を含めた金額を最初にご案内するので、矯正装置の追加や治療期間延長による追加費用がかかることはありません。安心してご相談ください。

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