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出っ歯を直したい方必見!綺麗な歯並びのためにおすすめの矯正方法

「出っ歯がコンプレックスだからなんとかしたい」
「もしかして私の歯って出っ歯なのかな」
というお悩みを伺うことが多くあります。

歯並びが良くないと人前で笑うことが苦手になったり、消極的な性格になったりと、人によっては大きな影響がありますよね。

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しかし、歯列矯正によって出っ歯は治すことができます。今回は出っ歯になってしまう原因と、タイプによって異なる矯正方法、普段の生活で気をつけると良いことについて、ご紹介します。

これまで歯列矯正に一歩踏み出すことができなかった方に検討いただければと思います。

 

出っ歯のデメリット

消化器官に負担がかかる

出っ歯は上の歯と下の歯の噛み合わせが悪くなります。そのため食べ物をうまく噛み砕くことができず、細かくならないまま胃や腸に運ばれてしまいます。

そうすると消化器官は膨大なエネルギーを使うため、体の他の部分がエネルギー不足になるなど全身に影響が出てきます。

ドライマウスになりやすい

前歯が突き出ている状態なので、常に口が半開きになり、ドライマウスにつながる可能性が高いです。ドライマウスは単に口が乾燥しているだけではなく、以下のような症状を誘発します。

  • 口臭が酷くなる
  • 舌が痛くなる
  • ろれつが回らない
  • 睡眠障害
  • 味覚障害

 

出っ歯になる原因

一般的に出っ歯と呼ばれるのは「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」という症状で、上の前歯が前に飛び出している状態を指します。原因はさまざまですが、日本人の多くは上顎のアーチが縦長で幅が狭いため、出っ歯になる可能性が高いといわれています。他にもこうした原因が挙げられます。

顎が小さく歯が大きい

骨格に関する問題をはじめ、先天的な遺伝によることが多くあります。ほとんどの場合、先天的な原因によるものであると考えられています。

舌で前歯を押す癖がある

癖や生活習慣などの後天的な原因により、歯の生え方が変わってしまうことで出っ歯になる場合もあります。例えば指をくわえる、爪を噛むなどの癖は、上の前歯に上向きの圧力がかかってしまいます。また、口呼吸をしがちな方は口が開けっぱなしの状態であるため、上顎のバランスが悪くなってしまいます。

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普段の生活で気をつけること

鼻呼吸を意識する

出っ歯の場合、閉口したときに前歯が上唇の内側に当たってしまうため、それを避けようと無意識に口を開いて呼吸しがちです。そうすると口周りの筋肉が緩み、歯茎の締まりも悪くなることで悪化する可能性があります。日頃から鼻呼吸を意識するのはもちろん、睡眠時の対策には市販の鼻呼吸テープなどを活用しましょう。

正しい姿勢を心がける

体の歪みが骨格のズレを起こし、過剰な噛み締めにつながります。座っているときに前のめりになっていたり、立っているときに片足のどちらかに重心が傾く癖がある方は特に注意しましょう。

なるべく仰向けで寝る

横向きやうつ伏せで寝る癖がついていると、徐々に骨格がズレてしまう傾向にあります。骨格のズレによる負担が睡眠時の過剰な噛み締めにつながり、悪化してしまいます。就寝時は仰向けで寝ることを心がけましょう。

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歯列矯正とは

歯列矯正とは、歯並びが悪い状態の歯を理想的な美しい形にもっていくことを指します。出っ歯を治すためには歯列矯正を行うのが最も効果的です。

美しい形の例

  • 歯列が乱れていない状態
  • 上の歯と下の歯の噛み合わせが良く、左右のバランスがとれている状態
  • 顔を横から見た時に鼻と顎を結んだ線の上に唇がくる状態

歯並びを整えることで、自分の笑顔に自信が持てる、むし歯や歯周病にかかるリスクを減らせる、食事をさらに楽しめるようになる、発音しづらかった音をきれいに発音することができる、顔全体のバランスが良くなるなど数多くのメリットがあります。

 

タイプ別の矯正方法

矯正方法にはさまざまな方法があります。今回は3つのタイプ別矯正方法をご紹介します。

矯正方法1:歯を動かすスペースがある場合

顎の大きさに問題がなく、歯の生え方が悪いため出っ歯になっている方の中で、歯を動かすスペースがある場合は「フルブラケット」という方法が適しています。ワイヤーとブラケットと呼ばれる金属製の装置を歯の表側に装着しますが、症状によっては前歯だけで済むこともあります。

また、フルブラケットは目立つから避けたいという方には、歯の裏側に装着する「リンガルブラケット」や、透明で取り外しも可能なマウスピースを装着する「マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)」という方法もあります。

矯正方法2:歯を動かすスペースがない場合

一方、顎の大きさに問題はないけど歯を動かすスペースがない場合は、歯列矯正の他に抜歯を行ったり、歯を削ったりする可能性があります。

矯正方法3:顎が狭い場合

骨格が原因の場合は通常の歯列矯正だけでは根本的な改善ができないため、顎の骨に対する外科手術を行ってから矯正を始めることがあります。

外科手術に抵抗がある方には、口の中の上下にワイヤー製の装置を取り付けて少しずつ顎を横に開いていく治療法を選択することも可能です。

 

最後に

今回は出っ歯の原因と矯正方法についてご紹介しました。

この記事を読んだ方が、歯列矯正に一歩踏み出すことができれば幸いです。

※マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)は、薬機法対象外の矯正歯科装置であり,医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

ご予約/お問合せ
0120-567-418
 または 0144-35-5524
医療法人 社団PDS アップル小児矯正歯科
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