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2020.12.20 ブログ

犬歯の異常に要注意!子供のうちから矯正して美しく健康な歯並びに

お子さまの歯の生え変わりで気になることはありませんか?実は近年、最後に生えてくるはずの「犬歯」が、うまく生えてこない子供が増えているといわれています。

今回は犬歯の役割から治療法まで、早いうちから知っておきたい犬歯の情報をお伝えします。

 

犬歯とは

犬歯とは、上顎および下顎の真ん中から3番目に生えている永久歯のことです。上下合わせて4本生えており、食べ物を切り裂く役割があるので“糸切り歯”と呼ばれることもあります。

八重歯になりやすいことから、八重歯=犬歯のイメージを持つ方も多いと思います。ではなぜ八重歯になりやすいのでしょうか。

 

八重歯になりやすい理由

犬歯が生えてくるのは一般的に10~12歳ごろとされており、他の永久歯よりも少し遅いです。

最近の子供たちは顎が小さく幅も狭いのに対し、歯の幅は大きくなっているため、最後の方に生えてきた犬歯の入るスペースがなくなってしまい、他の歯と重なることで八重歯となります。

犬歯は噛み合わせを安定させるための重要な歯なので、正しい位置に生えないことで歯並びの乱れにつながります。

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犬歯に異常があるとどうなる?

犬歯が正しい位置に生えていないと、隣り合う歯に「歯根吸収」と呼ばれる症状を引き起こし、歯の根(歯根)を溶かして短くしてしまいます。

痛みや変色がないので発見が遅れやすく、最悪の場合は歯が抜けることもあります。公益社団法人日本臨床矯正歯科医会の研究によると、最も問題があらわれる年齢は10歳~11歳と判明しているので、お子さまの犬歯には十分気を配る必要があります。

犬歯の異常、歯並びの乱れは歯根吸収だけでなくむし歯や歯周病といった歯の病気、全身の不調にもつながる可能性があるため、子供のうちに治療しておくのが望ましいでしょう。

 

小児矯正での治療

犬歯が八重歯になりそうな場合は小児矯正での治療をおすすめします。まずは歯科医院で矯正が可能な状態かを確認し、症状に合わせた矯正方法を相談しましょう。

一つ目は、歯を削って小さくしてから矯正する方法です。歯の表面のエナメル質を0.5~1ミリ程度削り、それによってできたスペースを利用して歯の位置を動かしていきます。

二つ目は、抜歯をせずに犬歯の生えるスペースをつくる方法です。奥歯を後方にずらしたり、歯列全体を拡大させたりします。

原則的に矯正歯科治療で犬歯を抜歯することはありません。犬歯は他の歯に比べて根が長く、寿命も長いことから“最後に残る歯”といわれています。

噛み合わせにおいても、噛む力を逃して他の歯を守る役割があるため、できるだけ犬歯を抜くことなく矯正することを目指しています。ただし症状には個人差があり、それぞれに合う治療方法も異なります。歯科医師とよく話し合った上で治療を選択、開始しましょう。

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当院では土曜日、日曜日も矯正治療のご相談を受け付けており、時間をかけて検査とカウンセリングを行った上で最適な治療方法をご提案します。

工程や期間、費用など気になることにもお答えしますので、安心してご来院ください。

小児矯正治療の流れをご紹介しています。併せてご覧ください。

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